第一話 転生

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魔導の塔を1回から上がってきて ゴブリンを4階まで、一人ずつ倒し 5階でキャットシーに出会い。 6階から一匹ずつ増えるホブゴブリンを倒してきたことによって まさに、レベルの高い連携を取ることができた。 一つに、毎回信じられなくなるほどレベルがあがるので 相手を甘く見なかったということが、結構重要なのではないか。 おそろしく長い道のりをやってきたようだ。 毎階大ピンチなので、相手の隙を狙う正しい戦い方を試行錯誤している 「おーい、ナオヤ、忘れてないか!」 そうこう考えていたら、ガルクの声がした。 ガルクはもう一体のホブゴブリンと戦っていた。 ホブゴブリンとガルクの力の対決 そうだった。ラクスが倒したホブゴブリンは3体で 最初からいたホブゴブリンは4体だった。 最後に届かなかったホブゴブリンと現在ガルクが戦闘中だ。 「ああ、ごめん」 思考に集中して忘れていた。 ホブゴブリンとガルクが剣を撃ちあう。 キン、キン、キン 重い音が響き渡る。 重量級の戦いだ。 ガルクがホブゴブリンの剣を弾いた。 その瞬間 ラクスが走りこんで、ホブゴブリンを斬った。 「なんとか4体倒せたわね」 「オレのおかげだけどなァ」 ガルクは言った。 「4体目はね」 僕は笑った。 ラクスの鋭い剣戟で     
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