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多分、今年の4月以降のことだったと思いますが、嫁が小3の子の授業参観に行った時のことを話しました。
嫁「○子ちゃんがね、国語の時間はちゃんと先生の言うこと聞いてたんやけど、社会の時間はお喋りしてたのよ」
俺「そんなもん、席まで行って頭こついてこいや!」
嫁「うわあ。でもね、あとでママ友さんに聞いたんやけど、担任の○○先生って頼りないって親の間で噂になってるらしいのよ」
俺「そうなんか。そうであっても叩かなあかん。子供の教育は命がけや。周りの目なんて気にしてられないんや」
というような話をして特に解決策を話すでもなくその話は終わりました。
実は私、その話を嫁から聞かされた時「叩きなさい」とは言ったものの内心、血の気が引くような感覚を感じていたのです。
私は小学5年生だった時のことを思い出しました。何十年もの間、独身時代は勿論、結婚してからもその間の生活には何の関係もなかったので忘れてしまっていましたが私が小学5年の時のクラスは所謂「学級崩壊」をしていたのでした。
授業中はものすごく騒がしく立ち歩きをする生徒もいて誰も先生の授業を聞いていませんでした。
そしてカミングアウトしますけども、それを最も激しくやって最も学級崩壊の中心人物だったのは私なのです。
私は当時、有名私立受験を志しており進学塾に行っていました。塾では学校より先取りで学習します。学校では、一度塾で勉強したことがある、しかも遥かに簡単な内容を聞くわけですから学校の授業はつまらない。それで授業中にお喋りしたり立ち歩いたりしておったのです。
(○子ちゃんが俺見たいになったらどうしよう)
私はあらためて自分が小学生の親であることを自覚するのでした。
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