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もう逃げられない。
先生の口から避けていた例の話が出てしかも全員に告げられた。もう話さなければならない。
先生の話が終わった後、私は横の席にいた友人に言いました。
俺「あの時のことを悔いている。悪かったと思っている」
友「みんな悪かったで。やっちゃんだけのせいやないで」
俺「そうなんかな?みんな俺の行動に流されて悪くなったんとちゃうか」
友「それは違うで。その証拠に俺の妹も○○(私の小5の担任)が担任になってその時も学級崩壊してたんや」
俺「そうなんか・・・」
その友人は現在、教師をしています。彼はこうも言いました。
「子供は未成熟なので悪くなるのは当たり前。親の躾もあるけど学校の授業ではコントロールできない教師が悪い」
彼曰く、現在は学級崩壊対策マニュアルというものがあって、先生を訓練するプログラムがあるそうです。
別の友人で小5の時に同じクラスだった女性はこう言いました。
「私ら女子も悪かった。やっちゃんは関係なく女子は全員、○○を嫌っていたんよ。なんか話してることが薄いというか何言ってるかわからんかった」
その後、前述の教師の同級生と色々と議論しました。
俺「みんなそう言ってくれるけど、やっぱり俺はよくなかった。塾がいけない。塾で先に勉強しちゃうから学校がつまらない」
友「それはちゃう。塾と学校ではベクトルが違う」
俺「だったら俺みたいな生徒をどうしたらいい?」
友「それでも上手くやるのが学校教師やで」
俺「そんな具体性のない答えはないわ。学校が塾と戦えるようにすればいいんとちゃうか。小学校も進学コースを作って対抗すればいい。それが競争原理ってやつ」
友「それは無理。民間はあくまでもビジネス。ビジネスを出発点としない公立学校はコンセプトが全然違う」
・・・などなど話は塾存在論にまで発展していきました。
俺「そういえば俺って小6からは割と大人しかったもんな」
友「そう。それも○○がアホやった証拠」
俺「そう考えると塾で先に習ってたから学校がつまらなくて騒いでたというのは違うような気がしてきたわ」
友「○○先生(小6担任の女先生)がよかったんよ」
俺「ああ、俺もそう思う。○○先生には感謝している」
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