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「それくらいわかるわ。」
はぁ……とまたため息をつきながら主人公は口ごもった。
「えー知ってたの?知らないかと思ってたーあ、あのね僕が窓から侵入した経緯知りたくな~い?」
主人公が返答をする前に雪叶はこの行動に至った経緯を話し出した。
簡単に説明すると、雪叶曰く雪叶の父親からは主人公の家の鍵をもらえない。でも主人公の家に行きたい。
しかも主人公の父親に主人公のことを任せたと言われウキウキ気分になりいてもたってもいられずにこの行為に至ったというわけらしい。
なら父親に付き添いをしてもらい、玄関から普通に入ればいいものの何故二階の窓から入ってきたのかは謎めいている。
「あ、そういえばしーたんも今日から学校だよね?一緒に行こーよご飯も用意してもらったし!」
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