1・ぴこんと電波受信オレのムスコ!

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... 「やっやべえっす総長!」 ゼンの焦った声が大きく鳴り、 事務所の仮眠室のドアの向こうに、ベッタリと張り付いている気配…が普通ならするだろうか。 「 …どうした」 朦朧としたオレの前。 汗でドロドロになった若頭の薬師が、静かに口を開いた。 「…ゼン、わかってんだろ。 フジオさんは今、発情中で散弾中だ」 他人の濡れた指の腹が、同じく濡れたオレの先っちょを撫でた。 「……っぁ」 オレのがピクンと揺れ、口からは声が漏れる。 薬師がそんなオレを色のある目で見下ろす。 「 …オレも、手が離せねえ。 ヨッシーはどうした」 「よ、ヨッシーは先々代んとこのバイトに行ってて…っ! つうか薬師さん! フジオさんのその匂いがまたこっからだだ漏れって、いつものアルファ野郎たちが外に集まってきてるんすー!!」 「…なに?」 薬師が上体を起こした。 驚いたオレは、喘ぎながらその袖を掴む。 ちょっと待て。 まだ終わってねえ。 .
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