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「…っ薬師…」
「…フジオさん…」
「っあと一回、いか、せろ…っ」
「…あと一回でいいんすか」
「いい…っ」
体中が騒ついて熱い。
毎月の発情期の一日目。
この日だけは抑制剤打つ前に、どうしても薬師の手がいるようになってしまった。
「あと一回したら…、ちょっと、すっきりする…っとおも、う…」
「 ……」
「薬師さああああん!! あいつら今回はバットとか持ってますうううう!!」
ゼンが仮眠室の外で騒いでる。
わかってる、すぐ行くから、待ってろと、声にならない声が、オレの濡れた吐息に変わる。
「……」
ヤクシの指が、オレの中にゆっくりと入ってきた。
「……っつ」
ズブズブと入り込むそれ。
物足りないオレの腰が自然と上がる。
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