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「マヒロ、シマ、おかえり!!ぅわ、汗だくじゃない!二人ともお風呂直行!」
二人が帰ってきたら抱き付こうと思ったけど、あまりの汗に抱き付きたい気持ちは一瞬で消え去り、お風呂に行かせる方にシフトチェンジしていた。
「澪(ミオ)は一緒に入らないの?」
「三人で入ったら楽しいと思うけど?」
「残念だけど、オレは帰ってきてすぐお風呂に入ったから、二人で入って。もうご飯もできてるし早くサッパリしてご飯食べよう?」
不満気な二人を見送ってオレは息を吐く。
これじゃ恋人じゃなくて親子だよ。
これはこれで楽しいんだけどさ。
三人で一緒に食べる夕食にウキウキして、食器を並べ終わった頃、二人は下着一枚という格好でダイニングにきていたことに、オレはうなだれる。
「普通さ服着てくるよね?」
「普通はね」
「普通じゃないって分かってるなら、澪も分かるよね?」
あ、このパターンはまさか…!
「今日はエプロン付けたままだね♪」
「マヒロ!?」
「エプロンHも楽しいかも♪」
「シマまで!?二人とも待って!ご飯食べよう!ね、お腹空いてるでしょ?」
「ご飯よりも澪を先に食べたい♪」
「満天に同意」
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