都市伝説/ 閲覧注意/ 製作者〇〇〇

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今日もバイトを無事に終え、ヒロシと電車に乗って世間話をして帰った。 「お前も見てみろよ!『閲覧注意』!!」 「え?あー、うん、見れたらね。」 別れ際にそう言って、俺達は家路についた。 …とは言ったけど、怖いから別に見る気はないんだけどね。そう思いながらも家に着いた俺は、パソコンを立ち上げた。チェック入れてる番組の新着がないかと見ていると、黒い画面が一番上にきた。 『閲覧注意』 ………え? ビックリしながらも反射的に指が動いてしまい、そのサムネイルを押してしまった。 製作者○○○… 閲覧数0… いやでも、まさか。 いつかのように、『この動画は削除されました。』というメッセージが浮かぶと思った画面は真っ暗な画面のままで、動画の時間を表す赤いバーが画面下に現れた。 嘘…なんで? 『ガサゴソ……ガタッ…カチャッ………』 閲覧数は1になった…でも動画は進んでいるのに時間は00:00のまま…。おかしい…なんで? 画面は真っ暗なまま。だけど部屋に誰かが入ってきた音がして、カチカチと鳴る音が響いた。 『マジかよ…電気つかないとか…』 ヒロシの言った通り画像は粗く、ドットに近いくらいの薄い色が、辛うじて人がいるとわかるくらいに動いて少し籠った声がきこえた。 ―― ドキン ドキン…… なんだろう…違和感がする。 『……買いに行くか…。』 動画の人は、電球を買いにいくようで、ゴソゴソと音がした後、ガチャンとドアを開ける音がした。 『 オ ジャ マ シマ ス 』
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