8人が本棚に入れています
本棚に追加
『ソーザイレンジャーと元ミセス・アラウンドサーティーの活躍によりついにモール総帥ひとりとなり、これで魔法少女ジューシーまるこたちの長かった戦いもすべてが終わるかのように思えた…のだが…。
「く、くそう、みんないっせいに飛び込んだばかりに…。
やはり一体ずつの方が良かったか…。
こんな失態をおかすことになるとは、あの方に面目が…はっ!?」
「なんだ、一瞬でやられてしまうとはずいぶんと情けないな。どうやら我が直々に力を下す時が来たようだな。」
『いきなり現れた男はそう言って天に手をかざすと、ジューシーまるこの仲間たちも、倒れたテンポーチェーン団の団員までみんな激しい風にあおられて吹き飛んだのだった…。
そこに現れたのは、全身黒ずくめの、モール総帥よりも明らかに偉そうな態度をとる男だった。
その顔を見た元ミセス・アラウンドサーティーは、彼の正体に気づき、絶望を抱くのだった…。
その男の名は…。
ザイバーツ・コンツェルン伯爵。
彼がすべての黒幕であった…。』
最初のコメントを投稿しよう!