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「性根の腐った人間はな、生きる事が嫌になるくらぃ追い詰めんとアカンねん。人間て言うのは、忘れる生き物やからな。自分に都合悪い事は忘れてまぅもんなんや。だからトコトンまで恐怖を植え付けんとアカンねん。絶対に忘れられんくらぃの恐怖をな。でないとまた、ほとぼり冷めたら同じ事しよるねん」
友さんは過去の話しとして私に聞かせながら、遠回しに私に言い聞かせてた
『悠里のしてる悪い事や嘘は、俺には全部分かってる。だからそれを俺に全部言うて、そんな事二度と出来ない様に、お前も追い詰められんとアカンねんで』って事を…
でもそれは、私一人ではそこの部分から抜け出す事が出来なくて…だけどそれも、友さんはわかってた
だから私を変える必要があったのだ…私が二度と友さんに嘘をつかない、そして悪い事も出来ない人間にする為に
ちなみに、DV男の顛末は『所払い』で決着したそうです
「二度と関西には戻って来るな。もし見掛けたら…その時は命が無いものと思え。少しでも、お前の気配を感じる事があれば、容赦はしない」と、散々言い聞かせてから
友さんのブレーンに、男と男の荷物共々トラックに乗せ、関西圏から遥か離れた場所へと連れて行かせたそぅです
だけど、それだけでは気の済まなかった友さんは一ヵ月後にまた若い子に男を迎えに行かせて「オヤジさんが会いたい言うとるんや。やっぱり、お前の事許されへんみたいやわw腹の虫が収まらんのやってw」
そして…また更に痛め付けたそぅです
どんな拷問だったかは、ご想像にお任せします
それは恐らく…死ぬ方が楽、って思えるくらぃの拷問だったと思います
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