☆ 光

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「光さん? 光さん?」  助けて! 助けて!     私はその声に縋った。怖い! 怖い!     すると、ふわりと温かな感触に包まれた。 「大丈夫だ。大丈夫だから」  その声がそう繰り返す。  大丈夫? これは夢なの? ここは安全な場所なの?
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