第三章 隻眼の剣士対紫の婆

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県立丑宮高校 期末試験が終了して。。。。。 待ちに待った 夏休みの前日 私たちは 一学期終了で また 学校を去って行く 転入生の 天眸 杏子さんを 送る会を  丑宮駅近くの ファミレス デリーズにて 開催しました 「あのぉ 天眸さん 本当に わずかな時間だったけど またいつか会えるかなぁ?」 「そうそう 本当に急だよなあ」「次はどこに引っ越しするの?」 などいろんな 質問が飛び交う中 彼女は 落ち着いた雰囲気で 「そうね また会えるかも知れないし よくわからないなあ」「それで 次はね お隣の県 信州だよ」 「信州かぁ それなら 向こうついたら 連絡してね」 女の子達は 甘いスィーツ むしゃむしゃやりながら 会話に夢中 男子達は なんか スマホで 何やら パシャパシャ撮ってるけど 夏休みが 明日から 始まる この日の夕方  我々は せっかく 友人となった 天眸 杏子さんに お別れを告げた 我々は 彼女から貰った 御守りを 皆 大事にしなければいけないって気持ちになってるんだが どういう理由で この御守りを貰ったのか 皆覚えていない そして 期末試験前にあった 大量失踪事件も 集団ヒステリーと たまたま 家出が 重なったとかで その後 特に問題はないようだが 何か 大切な出来事があったような 気が皆 すると言っていたけど 一人の転校生が 去って行く方が 寂しくて だけど 我々にとっては 高二の夏休み 「来年は受験」っつうことで 本当に 楽しまなきゃなんて 気持ちが うきうきと。。。。。 そして まさか その夏休み 我々が 遊びに行った信州で 彼女 天眸 杏子さんに 再会するなんて まだ 誰も知らない わけで。。。。。 明日から 高二の夏休み開始です 完 いや。。。。つづく?
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