第二章 検証開始?

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開口一番 天眸さんは「この件は 関わらない方がいいよ」と我々に宣言したんだよね 「でもさ あたしたちの学校で起きてるしぃ この話を聞いたら三日以内に紫の婆が夢にって噂もあるから」と なんとか 食い下がれば 渋々と 天眸さん 話してくれました 要約すれば まずは 70年代に「カシマレイコ」「キジマ」と言う似たような都市伝説が あってそこから派生したものようだと言うことと 現時点では 「右足か左足」と「誰からきいたか」と「着物の色」の三つの質問が 広まっているが  その三つ残っていたのだが回答を 全て 覚えていても もしかしたら 第四の質問が 出てくる可能性があるので。。。 取りあえずは 夢にみないのが一番の防衛策のようだが。。。。。 こればかりはなんとも いかんともしがたいからと なんと 天眸さん 男子には 勾玉を模したキーホルダーを  女子には 手鏡を 手渡しては こう言ったんだな 「私の祖父が某神社の神官をやっててさ これは 魔を祓ってくれるから 寝るとき枕元に三日間は置いといてね」と なんとも不思議な表情を一瞬浮かべていたように あたしには感じられたんだけど。。。。。 そして 私たちとは 違う 真っ白なセーラー服に黒い襟 黒いスカーフ さらに 黒いスカートが 何か とても神聖なものに見えたんだよなあ 他の人たちは どうかは知らないけど そこで 駅へ向かい 皆 それぞれと 家路へ急いだんだが 一人 駅には 入らず  携帯電話を 取り出した 天眸 杏子さん どこかへ電話をしています 「宮さん 紫婆の件で報告します。やつらは 次のターゲットにここ ヤマナシ県の 丑宮高校に絞ったようです 引き続き観察ないしは 対処いたしたい取りあえずは思います」 「了解 あまり無理をするなよ」 さて 天眸さんは どこへ 電話をしたのかは わからないが 駅で別れた 五 人は 各々 自分の家に帰宅したのだが 各カップルである 私磯谷 真理亜と木田哲平は 家に帰り 試験勉強しつつ LIONで てきとーに やり取りをしながら 寝落ちしたんで 夢は 見なかった そして 同じく もうひとつのカップル 水城 一子と大谷 謙二の二人も ばからしい会話をLIONでしながら寝落ちしたそうで 翌朝 学校で 元気に登校して来たのだが  
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