第二章 検証開始?

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元気印の少女 沖田 真琴が 休んでいるのが 気になって 私が 休憩時間にLION入れたら 「風邪ひいたから 休む」って連絡あったのだが。。。。。 昨夜の沖田家での出来事を 読者の皆さんには お伝えします(この話は後から私が彼女から聞き出したのだが) 真琴は帰宅後 期末試験の勉強を真面目にしていたそうで。。。 シャワーを浴びてるうちに なんかあの噂「紫の着物の婆」を思い出してしまい 嫌な気持ちを切り替えようと 音楽を聴きながら 寝落ちしたとか すると なんてことか。夢の中に あの紫の着物の婆の乗る車椅子が きぃきぃ  きぃきぃ っとやって来る音が。。。。。 その時 思い出したのが 天眸さんから もらった手鏡を手に持っていたために それを かざすや。。。。。 なんと そこには 小柄な女性が出現するや 背中に背負った 刀を持って 紫の婆を追い払ってくれたとか。。。。。 そして その女性からは 「今夜は もうあいつは来ることないけど まだ二日あるから その手鏡は寝るときは必ず持ってるように また来ても私が追い払いに来るからね」と 優しく声をかけられたとか まあ そのお陰で 私は無事だったけど という話を聞いて それを 天眸さんに 話したら。 「そうね 神様の遣いが祓ってくれたのね 貴女たちも 眠る時は 渡したもの持っててね。」と 普通に答えたのを なんか また 不思議な気持ちにさせられたけど そして 二晩め 今度は 私 磯谷 真理亜の夢に 嫌らしくも恐ろしい きぃきぃ きぃきぃ っと車椅子の音がやって来たのだが。。。。。 私も 手鏡を枕元に置いておいたので それをどうやら 手で掲げたらしいのだが その辺 はっきりとは覚えてないけど 私を庇うように やはり 小柄な真っ白な胴着の女性が 出現 真っ黒なストレートな髪を揺らしながら 真っ白に輝く刀を 背中から 抜き放って 近寄ってきた 車椅子の紫の婆に対して 構えては気合いを放ちました。 その時 車椅子上の婆「貴様 昨日もわたしの邪魔をしてくれたね 今日は簡単には引かぬぞ」と言うや 背もたれの巨大な鎌を振り上げて 女性へ 襲いかかって行きました。 シャキーン  ジャキーン 一閃二閃 鎌と刀が響あっているも 「呪の力が足りぬ」と一言言うや 車椅子は消え去りました。
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