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最上「へ―ほんとに似てないのねー」
凜「私よりも年下なのかと思っちゃった」
女性陣の発言にムッとする武蔵。
大和(ヤバい。武蔵は中学生に間違われるのが嫌いなんだよ…)
弟は手に持っていたキャベツの切れ端が入ったバケツを餌場にひっくり返すと、それに兎達が群がっていた。
熊野「なんか…可愛いけど大量に集まるとちょっと怖いですね…」
凜「ホントですね…」
大和「あ~武蔵。この人達が俺が大学でお世話になってる先輩や同級生で、この子が隣に住む凜だ。んで、こっちが弟の武蔵です」
赤石「武蔵君これから3日間よろしくな!」
武蔵「…どうも…」
武蔵は素っ気ない挨拶だけで、それ以上彼らに打ち解けようとしなかった。
男「おい!お前民宿の人間だろ!荷物運ぶの手伝えよ!」
武蔵「じゃあ俺仕事あるから行くよ」
ガタイのいい男達に呼ばれて武蔵は民宿の中に消えて行った。
赤石「あ~悪い。馴れ馴れしかったか?」
大和「いや…アイツ元々人見知りなんで緊張したんだと思います」
悪い空気を変えようと、皆で民宿の中へ入ることにした。
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