ありがとうね

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「その通り、一人足りないの。だから、一緒にどうかなって」  凛ちゃんは顔を赤らめて、 「おね・・がいします」 「よろしく」「よろしくね」「よろ」  檸檬が、 「行動は3班12名で行う予定。奏ちゃんチーム、檸檬チーム、りょうちゃんチーム 」 「りょうちゃんチーム?」 「柊君チームのこと」 「男の子・・チームぅ」  凛ちゃんは顔を赤らめてうつむいた。 「大丈夫よ。凛ちゃん可愛いから、マスコットみたいに扱われるけど。・・じゃあみんなで買い出し行く?これから」 「「「「賛成」」」」  みんなゲットした商品券を握りしめる、買い出しにでた。 「コホン、コホン」  蜜柑が、教室で凛ちゃんの背中をさすりながら、 「大丈夫?無理しないでね。明後日、研修旅行だよ」  凛ちゃんはマスクをしながら、 「ありがとう。絶対に風邪直す、みんなで研修旅行に行くんだから」  蜜柑は凛ちゃんの頭をなでながら、 「今日は、早くお帰り」 「はぃ~~ プシュー」  凛ちゃんは、フラフラ帰って行った。 「大丈夫かな~~」  出発当時 「先生~~、凛ちゃんまだこないんです~~」
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