ありがとうね

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 その頃私たちも羊ヶ丘公園で第一関門を突破した、私たちも昼食をとっていた。  同じように、西木倉さんの事が話題になっていた。  鈴蘭ちゃんが、 「西木倉さんって、ちゅっと怖い。いつでも見ているような気がする。でも、本人目の前にすると、不思議と小動物的にいじりたくなる」  蜜柑ちゃんが、 「いい子何だけど。自分で壁作って人を寄せ付けなと言うか何と言うか・・でもいじりたくなる不思議」 「「「・・・・」」」  檸檬ちゃんグループも昼食の時、話題は西木倉さんの事。 「西木倉さんって、変わってるよね」 「そうだよね」 「話してみると普通の天然小動物的ずら」 「うんだ」 「でもいつも、悪く言うと監視されているような、よく言うと見守っているような、近くにいるような感じ」 「「「だよね」」」  午後からも、それぞれ西木倉さんの挑戦状を攻略すべくグループで考え、時には天の声のように西木倉さんがアドバイス駄目出したりと、第二関門までクリアしホテルに戻ったのが3グループとも夕方5時ころとなった。
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