ありがとうね

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 椿はほっぺたを膨らませて、 「え~~そんなに、私可愛くない?」  檸檬は天井を見ながら、人差し指で自分の顎を指しながら、 「椿ちゃんは、綺麗な女の子に分類されるから、私の好みは可愛い女の子なんだ」 「なんか複雑 ブ~~」  檸檬は屈託のない笑顔で、 「ゴメンね。エへ・・写真探そう」  5分後 「檸檬ちゃん、これなんかどう?」 「綺麗な星空。いいと思うよ。早速、投稿しよ。投稿の方法は・・」  カチカチ 「これでいいかな?檸檬ちゃん」 「う~~ん。OKです。あと、エンターキを押せば、投稿完了です」 「じゃあ・・押すね・・えい!」  カチ 「これで・・いいの?」 「待ててね」  檸檬は自分のパソコンを開き、奏のSNSを確認した。 「うん。バッチリ投稿されてるよ。これ、見て」 「ほんとだ、なんか変な感じ」 「でも、気を付けてね。ここ見る人、いい人ばっかりじゃないから。友達申請がきてもすぐに承認しちゃ駄目だからね。必ず相手を検索してどんな人か確認すること」 「了解。どれくらいで友達ってくるのかな」  檸檬は、首を傾げて、 「やりかたしだいじゃないかな」  奏も、首を傾げて、 「やり方次第?」
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