コ・コ・ニ・イ・ル・ヨ
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「今日、ずっと一緒にいようか」 受験発表の会場からずっと無口だった優希くんが初めて口を開いてくれたのは、小さな公園のベンチに座ってからだった。 不合格を知った瞬間も、この公園へ来るまでも、一言も喋らなかったのは優希くんの優しさだと今ならわかる。 でもこのときの彼の気持ちなんてわからず、私は無性に誰かを傷つけたかった。
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