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高校最後の文化祭、僕のクラスは、バザーをやる事になった。
皆、家から不要品や手作りの物など、思い思いの物が教室に並ぶ。
ふと、視線を向けると、僕が恋心を抱いてる君の姿が。
君の姿を見てるだけで、鼓動が早くなる。
僕の視線に君が気付く。
また、私を見てる。君があるのかな?気がつくと目が合う。
うつむいた僕が、また君に視線を向ける。
この想い伝えたい。僕の事をどう思ってるか、分からない、振られるのが怖い。
再び、バザーの接客をしながら、チラッチラッと君の方へと視線を向けると、君は接客しながら、違うクラスの男子と話しをしてた。
僕の事をどう思ってる?好き?嫌い?
私は他の男子と話しをしながら。
好きなら伝えて欲しい。私も見てきたから、同じクラスになった時から、ドキドキしながら待っている。
僕は、この文化祭が終わったら、伝えようと思うこの想いを。
君が好きです。
心の中で何回もつぶやく。
告白されたら、素直に答えよう。私も好きです。
この想いを。
今二人には見えない形で、僕の想い、君の想いが重なり合う。
ここから二人の恋が始まる。
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