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時崎「なるほど。よかったよ」
七夏「え!?」
時崎「七夏ちゃん、いつもこんなに沢山買っているとしたら大変だと思って」
七夏「あ、ごめんなさい。重たかったら私も少し持ちますので」
時崎「俺は全然大丈夫だよ!」
七夏「お母さん、柚樹さんが一緒だからって・・・あんまり沢山にならないように、お話しておきますね」
時崎「このくらいなら全然大丈夫だから!」
七夏「ありがとうございます☆ 後のお買い物、急ぎますね」
時崎「そんなに慌てなくてもいいよ」
残りのお買い物を済ませると、七夏ちゃんは、重たいお醤油を持ってくれた。お醤油も俺が持とうとしたんだけど、そこは譲ってくれなかった。
七夏「男の人だけに重たい荷物を沢山持たせて、一緒に歩くのは、心が痛みます」
七夏ちゃんに「心が痛む」と言われては、俺も辛くなる。ここは素直に七夏ちゃんの言う事に従う。
時崎「ありがとう。七夏ちゃん!」
七夏「こちらこそです☆」
お店を出ると、二人の影法師が長くなっていた。七夏ちゃんと一緒に、風水へと急いだ。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
七夏「ただいまぁ☆」
時崎「ただいま」
凪咲「柚樹君、七夏、おかえりなさい。おつかい、ありがとう」
時崎「はい」
七夏「あれ? お客様?」
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