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七夏ちゃんは下駄箱の中にある靴を見て、お客様が居る事に気付いたみたいだ。
凪咲「そうなの。二人が出掛けている間にいらして、今日お泊りくださる事になったの」
七夏「私、急いで準備いたします」
時崎「七夏ちゃん?」
七夏「柚樹さん、また後で☆」
時崎「あ、ああ」
七夏ちゃんが急に遠くなってしまったような気がした。気のせいだといいけど。
凪咲「柚樹君、冷茶ありますから」
時崎「ありがとうございます! 凪咲さん!」
凪咲「はい?」
時崎「俺も、手伝える事がありましたら、手伝いますので!」
凪咲「ありがとう! では、後でお風呂の準備をお願いできるかしら?」
時崎「はい!」
凪咲「明日は、七夏のお友達、心桜さんと、高月さんがいらしてくれますので、少し賑やかになりますね♪」
凪咲さんは、とても嬉しそうだ。
時崎「そうですね! 明日も、引き続きお手伝いいたしますので!」
凪咲「ありがとう! 柚樹君」
冷茶を頂いてから、今日のお買い物を凪咲さんに渡す。無線ネットワーク機器を直弥さんの部屋に持ってゆき、自分の荷物を置く為に一旦自分の部屋に戻る。
時崎「まずは、お風呂場の準備だな」
俺は、すぐに1階へと戻りお風呂の準備を行う・・・その前に---
時崎「凪咲さん!」
凪咲「はい」
時崎「今日、お泊りのお客様って」
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