第三十二幕:不思議ふしぎの虹

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凪咲「あ、そうね。ごめんなさい。若い男の人よ。柚樹君とそんなに年は離れていないかしら? 今は、お部屋でお夕食をお待ちいただいております」 時崎「そうですか。ありがとうございます。今からお風呂の準備をします」 凪咲「ありがとう! よろしくお願いします」 お風呂場の準備へ向かおうとすると、お泊りのお客様が階段から降りてきた。 時崎「こんばんは! いらっしゃいませ!」 泊客「こんばんは!」 時崎「今、お風呂の準備をいたしますので」 泊客「ありがとうございます!」 2階から足音が聞こえてきた。七夏ちゃんだ。いつもの浴衣姿に戻っている。 七夏「あっ! えっと、いらっしゃいませ☆ ようこそ風水へ♪」 時崎「七夏ちゃん!」 泊客「これは可愛い女将さん!」 七夏「くすっ☆ ありがとうございます♪」 時崎「!?」 七夏「夕食の準備をいたしますので、しばらくお待ちくださいませ☆」 泊客「ありがとうございます」 七夏「それでは、失礼いたします」     
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