第三十二幕:不思議ふしぎの虹

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・・・今、七夏ちゃんはお泊りのお客様に「可愛い」と言われて「ありがとうございます♪」と自然に返事をしていたな・・・これはどういう事だ? まだまだ俺は、七夏ちゃんの事が分かっていないという事なのか? 不思議なふたつの虹を持つ少女の心は、不思議なままという事なのか・・・そう言えば、お泊りのお客様は七夏ちゃんの瞳の事は言わなかったけど、それと関係があるのかな? 不思議な事が増えてゆくもどかしさを抑えつつ、俺はお風呂の準備に取り掛かるのだった。 第三十二幕 完 ---------- 第三十二幕をお読みくださり、ありがとうございました! 「次へ」ボタンで、次回予告です!
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