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心桜「つっちゃー!」
七夏「あっ♪ ここちゃー、いらっしゃいです☆」
心桜「ちょっと、聞いてよー」
七夏「どしたの? ここちゃー?」
心桜「あたしのお爺ちゃんがさ---」
-----心桜 回想-----
お爺「心桜! お小遣いをあげよう!」
心桜「え? ホント!? わぁ~い! ありがとー!」
お爺ちゃんはそう言って、あたしの目の前で札束を扇子の様に広げ、1、2、3・・・とお札を数え始めた。
お爺「4、5、6、7・・・」
心桜「ちょっ、お爺ちゃん! そんなに沢山!?」
お爺「8、9!!」
・・・そう言って、お爺ちゃんは9枚を自分のお財布に戻し、手元に残った1枚をあたしにくれた。
心桜「あ・・・えっと、ありがと。お爺ちゃん・・・」
-----心桜 回想-----
七夏「わぁ☆ 良い事ありました☆」
心桜「まあ、良かったんだけど、何か悔しくてさ」
七夏「1枚でもお小遣いを貰えたのですから、そこは感謝しないと」
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