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心桜「いや、1枚しか貰えなかった事が悔しいんじゃなくて、お爺ちゃんの作戦に舞い踊らされたあたし自身が情けなくて・・・しかも、その後のおじいちゃんの『してやったり感120%のドヤ顔』が脳裏に焼きついて・・・あ゛ーくやしーーー!」
七夏「ここちゃー落ち着いて!」
心桜「くやしぃ~んだけど、ま、何も労せずお小遣いを貰えたからよしとしますか!」
七夏「くすっ☆」
心桜「という訳で、つっちゃー!」
七夏「は、はい!?」
心桜「ソーダ・ラムネアイス、ふたつくださいな!」
七夏「え!? あ、ありがとうです☆ ちょっと待っててくださいね☆」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
七夏「お待たせしました。ここちゃー、いくら暑いからって、一気に2本もアイスを食べると、お腹がびっくりしますよ」
心桜「何言ってんの!? 1本はつっちゃーの分だよ!?」
七夏「え!?」
心桜「お小遣い貰った話だけしてそれで終わりだったら、あたし単にイヤミな奴だよ!」
七夏「そんな事、思わないです☆」
心桜「という訳で、1本はつっちゃーのね! 遠慮禁止!!」
七夏「はい☆ ありがとーです☆ ここちゃー☆」
笹夜「こんにちは♪」
七夏「笹夜先輩☆ いらっしゃいです☆」
心桜「ふごふご・・・」
笹夜「こ、心桜さん!? すみません。大丈夫かしら?」
心桜「あーいえいえ! アイスほうばってたから・・・こんちわ! 笹夜先輩!」
七夏「笹夜先輩もアイス、如何ですか?」
心桜「おっ! つっちゃーが営業してる?」
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