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時崎「まあ、好きだけど、これは凪咲さんへのおみやげにと思ってね」
心桜「お兄さん、なかなかできてますなぁ!」
時崎「まあ、凪咲さんからご支援を頂いてるからね。勿論みんなの分もあるよ!」
心桜「わぁーい!」
七夏「柚樹さん!」
時崎「え!?」
七夏「色々、ありがとうです☆」
笹夜「~♪」
風水へ戻る帰り道、辺りはすっかり暗くなっていた。花火大会が終わった後の少し寂しい感覚・・・三人の浴衣を照らす光も少なくなって、華やかさが控えめになった事も寂しい感覚へと繋がってゆく。その代わり、静かな夜道を歩く三人の足音と、虫の音が心地良く、今度は耳を楽しませてくれる。
心桜「浴衣で夜店は久々だったけど、楽しかった!」
七夏「はい☆」
笹夜「私も楽しかったです♪」
心桜「そう言えば、笹夜先輩と一緒に夜店は初めてですよね!」
笹夜「ええ♪ 昔の七夏ちゃんと心桜さんのお話も聞けました♪」
その頃の七夏ちゃん達と高月さんは、まだ出会ってなかったんだな。
七夏「ここちゃー、あんまり昔の事は・・・」
心桜「え!? いつもとそんなに変わんないでしょ?」
七夏「そうじゃなくて、柚樹さんも一緒だから・・・」
時崎「俺!?」
七夏「えっと、昔の事は恥ずかしいから・・・」
時崎「じゃ、俺も昔の事を七夏ちゃんに話すよ!」
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