幕間二十九:夜店よもやま話

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七夏「はい☆ 気を付けないと後で苦労します」 心桜「でも、なんかあの雰囲気に押されちゃうんだよね~」 笹夜「ええ♪ 分かります♪」 心桜「毎年、夜店の内容ってだいだい同じなんだけどさ」 七夏「くすっ☆」 心桜「メダルゲームなんかは、近所の商店街でも楽しめるんだけど、なんか遊んでしまうよ・・・あ、今回は遊ばなかったけど」 笹夜「同じであっても、その時『楽しい』と思えてる事に意味があると思います♪」 心桜「おお! まさにそのとおり! さすが!」 七夏「今年は、笹夜先輩も一緒で、とっても楽しかったです♪」 笹夜「私もです♪」 心桜「お兄さんも居たからねっ!」 七夏「・・・・・」 心桜「そう言えば、お兄さん、つっちゃーのりんご飴、半分食べてなかった?」 七夏「こ、ここちゃー!」 笹夜「まあ♪」 心桜「あれってさあ、よくよく考えれば・・・」 七夏「うぅ・・・・・」 笹夜「心桜さん・・・」 心桜「よくよく考えれば、もっと小っさいの無かったっけ?」 七夏「・・・・・え!?」 笹夜「小さいの?」 心桜「確か『ひめりんご飴』だったっけ?」 笹夜「あ! ありますね♪」 心桜「あれなら、一人でも食べきれると思ったよ」 七夏「はい☆」 心桜「お兄さん、なんで大きいりんご飴を買ったんだろうね?」     
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