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七夏「はい☆ 『ココナッツさん、こんにちは。私は昔から体を動かす事が億劫で、体育の授業がある日は憂鬱なのです。そして、今、憂鬱の極みとも言える体育大会の練習で、体育の時間が増えるし、参加したくもない競技にも強制させられて辛い日々です。どおして体育大会なんてあるのでしょう?』 えっと・・・」
心桜「つっちゃーさ、そんなに困った顔でこっち見なくても」
笹夜「確かに、少し重たいお話しですね」
心桜「まあ、面倒なのは確かかな? なんで体育大会があるんだろ?」
笹夜「机に座っての授業ばかりでは身体に良くないからかしら?」
七夏「私、お手紙主さんのお気持ち、少し分かります」
心桜「つっちゃーは、どちらかって言うと、キビキビ動ける方じゃないからね」
笹夜「七夏ちゃんは、のんびりと動く方が合ってる気がします♪」
心桜「笹夜先輩、それって褒めてます?」
笹夜「ええ♪ そのつもりです♪」
七夏「特に体調が優れない時の体育は辛いですから」
心桜「ま、元々スポーツは、素早く動いて、相手を撃ちのめすのが主なところがあるよ。まさに戦い! すなわち戦争!」
笹夜「せ、戦争は大袈裟かしら?」
心桜「でも、スポーツの延長線の先に戦争があるからね」
笹夜「心桜さん・・・随分と思い切ったお話しですね」
心桜「んじゃさ、なんで人は争うの?」
笹夜「え!? えっと・・・自分の位置を有利にする為かしら?」
心桜「或いは、自分の力を誇示する為! つまり生き物の遺伝子に組み込まれているんだと思うよ」
七夏「でも、人は協力したり助け合ったりもします」
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