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心桜「凪咲さんは心配かぁ」
笹夜「心桜さん?」
心桜「あたしのお母さんは、心配じゃなくて怒ってくるから」
笹夜「それも、心配の現れです」
心桜「そうなんだけどさ、もっとこうワイルドに・・・じゃなくてマイルドにならないかなぁ~」
七夏「???」
心桜「なんかこう、家によって、その違いと言うか・・・なんかあるでしょ!?」
笹夜「確かに、ご家庭でのルールは様々ですね」
心桜「笹夜先輩は、夜更かしして怒られたりしますか?」
笹夜「怒られはしませんけど、注意はされるかしら?」
心桜「心配、怒られ、注意・・・まあ、それぞれレベルが違うという事かな」
笹夜「レベル?」
心桜「っそ! レベル1が心配、レベル2が注意、レベル3が怒られるかな?」
七夏「えっと・・・」
心桜「あっ! 信号で言うと、青が心配、黄色が注意、赤が怒られるかな?」
七夏「青は心配なの?」
心桜「んじゃ、青と黄色!」
七夏「なるほど☆」
笹夜「え!? 何のお話かしら?」
七夏「青と黄色は『減速』です☆」
笹夜「減速!?」
心桜「親が車掌と女将だと、こうなるんだよね~」
笹夜「???」
心桜「青と黄色の信号は、列車の信号機であるんですよ!」
笹夜「列車の信号機・・・なるほど」
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