随筆三十七:いつでも熱中症!?

6/8
前へ
/1638ページ
次へ
心桜「凪咲さんは心配かぁ」 笹夜「心桜さん?」 心桜「あたしのお母さんは、心配じゃなくて怒ってくるから」 笹夜「それも、心配の現れです」 心桜「そうなんだけどさ、もっとこうワイルドに・・・じゃなくてマイルドにならないかなぁ~」 七夏「???」 心桜「なんかこう、家によって、その違いと言うか・・・なんかあるでしょ!?」 笹夜「確かに、ご家庭でのルールは様々ですね」 心桜「笹夜先輩は、夜更かしして怒られたりしますか?」 笹夜「怒られはしませんけど、注意はされるかしら?」 心桜「心配、怒られ、注意・・・まあ、それぞれレベルが違うという事かな」 笹夜「レベル?」 心桜「っそ! レベル1が心配、レベル2が注意、レベル3が怒られるかな?」 七夏「えっと・・・」 心桜「あっ! 信号で言うと、青が心配、黄色が注意、赤が怒られるかな?」 七夏「青は心配なの?」 心桜「んじゃ、青と黄色!」 七夏「なるほど☆」 笹夜「え!? 何のお話かしら?」 七夏「青と黄色は『減速』です☆」 笹夜「減速!?」 心桜「親が車掌と女将だと、こうなるんだよね~」 笹夜「???」 心桜「青と黄色の信号は、列車の信号機であるんですよ!」 笹夜「列車の信号機・・・なるほど」     
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加