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七夏「え? あ、元の自分に戻るお話でした・・・すみません」
心桜「微妙にズレてるけど、まあ、いっか」
七夏「それで?」
心桜「うん。あたし、好きな人が出来たみたい」
七夏「え!? えっーーー!!!」
心桜「あ、例えばの話」
七夏「はぅぁ、驚きました」
心桜「その反応、あたしに好きな人が出来る事って、そんなに考えられない?」
七夏「そ、そうじゃなくて、全然気付けなかったから」
心桜「まあ、例えばの話だからね。んで、あたしに好きな人が出来て、その相手の好きな人がつっちゃー…」
七夏「え!? えっーーー!!!」
心桜「つっちゃー、例えばの話だってばっ! あと、話は最後まで聞いてよ」
七夏「うぅ、すみません・・・」
心桜「その相手の好きな人が、つっちゃーみたいな髪の長い人だったとする」
七夏「・・・・・」
心桜「あたしは、好きになった人の好みになろうと、髪を伸ばす事を決意する!」
七夏「自分のイメージを変えるという事?」
心桜「そう! 恋は女の子のイメージを変えてしまう事も多いの。あたしは長い時間をかけて長い髪になった。好きになった人の為に」
七夏「長い髪のここちゃー素敵です☆」
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