11人が本棚に入れています
本棚に追加
心桜「単に髪を伸ばすって言うけど、短い髪の人からすると、とても大変。まず、髪が重たい、纏まらない、静電気で大変、寝返りで髪引っ張られて夜中に目が覚めたり・・・ってこれは、つっちゃーが言ってた事だよねー、あたしは分かんないや」
七夏「まあ、それなりに大変かな。静電気はリンスを使うと大丈夫です!」
心桜「なるほどねー・・・んで、それだけ苦労して髪を伸ばしたにも関わらず、失恋してしまった」
七夏「・・・・・」
心桜「この長い髪は、好きになった人の為に伸ばしたんだから、失恋してしまったら伸ばしておく意味が無い。好きになった人の為に変えた自分を、元の自分に戻そう! つまり、髪を切ってしまおう!!・・・という事」
七夏「なるほど☆」
心桜「これなら、前向きな考え方だから、少なくとも悲しい想いで髪を切る・・・という事にはならないよね!」
七夏「はいっ☆」
心桜「失恋で十分悲しいのに、更に髪まで悲しい想いで切る事は無いよ」
七夏「私、失恋したとしても、髪は大切にします!」
心桜「うんうん! つっちゃーは元々、長い髪のイメージだからね☆」
七夏「はい☆」
心桜「ん? という事は、逆の場合は、髪を伸ばすの大変だねー。時間かかるよー」
七夏「ですから、髪は大切にします!」
心桜「そうだったね。失恋してお坊さんになりましたーとか、目も当てられないよ」
七夏「それは、流石に・・・あっ、でも、お坊さんになって悟りを開いたりされるとか!?」
最初のコメントを投稿しよう!