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心桜「あはは! あたし、つっちゃーほど家庭的ではないからね」
時崎「そんな事はないと思うけど」
笹夜「心桜さん、あ、おはようございます♪ 時崎さん」
時崎「おはよう! 高月さん!」
高月さんも天美さんと同じく、朝食の準備のお手伝いを行なっているみたいで、少し申し訳なくなった。
笹夜「時崎さん、どうぞこちらへ♪」
時崎「ありがとう。なんか、ごめん」
笹夜「え!?」
心桜「お兄さん、なんで謝るの?」
時崎「本当なら、俺が行わなければならない事なのにと思って」
心桜「なんだ、そんな事で謝ってたら、この先謝り三昧になるよ!」
笹夜「謝り三昧って何かしら?」
心桜「そんなに深く追求されても、イメージ以外は何もないよ」
笹夜「でも確かに、最初は『すみません』って話すところから始まりますから」
心桜「そういえばそうだね。なんでだろ?」
笹夜「おそらく、相手のお時間を頂く事への申し訳なさからかしら?」
心桜「なるほどねー」
七夏「ここちゃー、あ、柚樹さん☆ おはようです☆」
時崎「七夏ちゃん、おはよう!」
心桜「なんか、さっきも同じような事が・・・」
七夏「え!?」
心桜「笹夜先輩も、つっちゃーも、あたしに何か話しかけて、キャンセルしてたから」
笹夜「あ、すみません! これは、こちらでいいのかしら?」
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