11人が本棚に入れています
本棚に追加
心桜「あって良かったオートロック!」
笹夜「心桜さん!」
時崎「まあ、いいか」
俺は天美さんからMyPadを受け取り、ロックを解除すると、画面いっぱいに七夏ちゃんの写真が表示された。
笹夜「まあ♪ 七夏ちゃん可愛い♪」
隣に居た高月さんが、MyPadに映った七夏ちゃんを見て微笑む。
心桜「どれどれー? おっ! 可愛い! けど、これ前に見た写真だね」
時崎「ちょっと編集中で・・・」
心桜「編集中か・・・壁紙だったら確かにって感じだけど」
時崎「何が『確かに』なんだ!?」
笹夜「心桜さん! すみません、時崎さん」
時崎「いや、構わないよ」
心桜「あはは!」
七夏「お待たせです☆」
心桜「おっ! つっちゃー これ見てよ!」
七夏「え!?」
時崎「ちょっ! 天美さん!」
七夏「あっ!」
「MyPadに大きく表示された七夏ちゃん」を見た七夏ちゃんは、少し恥ずかしそうに頬を染めた。
時崎「・・・・・」
笹夜「えっと、時崎さん!」
時崎「え!?」
笹夜「私たち、お手伝い、何を行えば良いかしら?」
時崎「あ、ありがとう!」
高月さんの心遣いに感謝する。この三人は、誰かが言葉に躓いた時、お互いに助け合っている。俺もそうでありたい。
笹夜「七夏ちゃんも♪」
七夏「は、はい☆」
最初のコメントを投稿しよう!