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時崎「あ、七夏ちゃん。今、部屋に居るかなと思って」
七夏「すみません。一階に居ました。何か御用ですか!?」
時崎「ちょっとお話ししたいなって」
七夏「わぁ☆ ありがとうございます!」
時崎「いいの?」
七夏「はい☆ それでは、私のお部屋へ・・・どうぞ♪」
そう言うと、七夏ちゃんは、お部屋の扉を開けてくれた。
時崎「ありがとう」
七夏「あ、ごめんなさい。さっきまでの宿題が・・・」
俺に「どうぞ」と言ってくれた七夏ちゃんは、少し慌てた様子で俺より先に部屋に入って、机の上の教科書やノートを片付けはじめた。
時崎「気にしなくていいよ。午前中に宿題とは・・・真面目だなー」
七夏「午後になると暑くなりますから・・・頭も、ぼーっとしてきちゃって・・・」
時崎「なるほど。でも、夜も涼しくなると思うけど」
七夏「夜は疲れたり、眠たくなったりしますから・・・」
七夏ちゃんが、午前中に宿題を行うのは、理にかなっていると思った。
時崎「七夏ちゃんは偉いね。午前中に宿題を済ませて、民宿のお手伝いもして。俺なんて、宿題は夏休みの後半に追い込まれないと手を付けなかったし、家の手伝いも殆ど行ったことないよ」
七夏「じゃあ、これから沢山お手伝いしてあげると、良いと思います☆」
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