幕間三十:時間がもったいない!?

4/7
前へ
/1638ページ
次へ
時崎「・・・・・」 笹夜「・・・・・」 時崎「ええっと」 笹夜「あっ! すみません!」 時崎「いや、こっちこそ!」 笹夜「・・・・・」 時崎「(・・・困ったな、七夏ちゃん達が居ないと、この場が持ちそうにないな・・・)」 笹夜「時崎さん」 時崎「え!?」 笹夜「その、私、こういう状況になった時、どうすればよいのか・・・」 時崎「高月さんも?」 笹夜「時崎さんも?」 時崎「まあ、いつもは七夏ちゃんや天美さんに助けられてるからね」 笹夜「なんとなく、分かります♪」 時崎「今日のテーマとしては『通勤、通学時間を有効に使う事』になってるんだよ」 笹夜「まあ、それで私に?」 時崎「そういう事なんだ。まあ、行動の制限はかなりあるけど、考える事は沢山出来るからね」 笹夜「ええ♪」 時崎「そう言えば、列車の中で朝ごはん食べている人が居たよ」 笹夜「まあ! ご旅行ではなくてかしら?」 時崎「学生服を着ていたから、通学中だと思うけど」 笹夜「あまり、良い傾向とは言えませんね」 時崎「時間を有効には使えてると思うけど」 笹夜「え!?」 時崎「恐らくだけど、時間ギリギリまで寝ている。つまり、朝食の時間を睡眠時間に充てている! 時間がもったいないからかな?」     
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加