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笹夜「心桜さん、それは何かしら?」
心桜「これですか? あたしの宝物だよ!」
笹夜「まあ♪ 素敵なオルゴール♪」
心桜「中を開けると・・・」
笹夜「あら♪ 可愛い♪」
七夏「くすっ☆」
心桜「笹夜先輩は、何か宝物ってありますか?」
笹夜「私? ピアノとピース・・・かしら?」
心桜「おお! ピアノ! 大きな宝物ですね!」
七夏「素敵なプレゼントです☆」
笹夜「ええ♪ 私が幼い頃、ピアノに強く興味を示したらしく、両親からお誕生日プレゼントとして♪」
心桜「お誕生日のプレゼントにピアノですか!? それはスケールが大きいですね!」
笹夜「突然、大きなピアノがお家に届いたから、嬉しいというよりも驚きの方が大きかったかしら?」
心桜「あはは・・・なんとなく分かります! でも、小さいピアノもあるはずなのに、いきなり本物とは!」
笹夜「私、幼い頃、あまり物事に関心を示さなかった事を両親は悩んでいたみたいで・・・でもピアノだけは違ったらしくて・・・それだったら、思い切って本物のピアノを・・・という事だと聞かされました」
七夏「それが、今の笹夜先輩の素敵な演奏になっているのですね☆」
笹夜「ありがとう♪ 七夏ちゃん♪」
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