第三十七幕:未来を写す虹?

4/22
前へ
/1638ページ
次へ
七夏「はい☆ 朝食の準備できてますので、1階に来てくださいです☆」 時崎「ああ」 七夏ちゃんはそう話すと、そのまま部屋を出てゆく。これがいつもどおりになってしまって良いのだろうか? いつもと言えば、七夏ちゃんは今日も午前中に宿題を済ませるだろうけど、午後は何か予定があるのだろうか? 今日は七夏ちゃんと一緒に過ごせるといいなと思う。後で、七夏ちゃんに午後の予定が空いているのか訊いてみよう! 1階へ降りて顔を洗い、居間へ向かう。 凪咲「おはようございます」 時崎「おはようございます! 凪咲さん!」 七夏「柚樹さん! どうぞです☆」 時崎「ありがとう。七夏ちゃんも一緒に」 七夏「はい☆ ありがとです☆」 時崎「う・・・」 七夏「あっ! えっと・・・やっぱり、他のが良かったかな?」 目の前には、昨日沢山食べた「肉じゃが」が、結構なボリュームで置いてあった。 凪咲「ごめんなさいね。少し多めに作ってしまって・・・」 時崎「いえ! 美味しかったですから!」 七夏「私も頑張って頂きますので☆」 時崎「よし! いただきます! おっ!?」 七夏「あっ!」 時崎「昨日よりも美味しい?」 七夏「はい☆」 カレーは一晩寝かせると美味しくなると聞いた事があるけど、「肉じゃが」もそうなのかな?     
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加