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七夏「くすっ☆ ありがとうございます♪ えっと、私のグミと半分ずつ・・・でいいですか?」
七夏ちゃんは、俺の意図をすぐに理解してくれた。
時崎「ああ。ありがとう!」
七夏「こちらこそ、ありがとうです♪」
俺は、笛のラムネの代金を七夏ちゃんに支払う。七夏ちゃんは、売上簿のようなノートに何かを記入している。
時崎「ちゃんと記録しているんだね」
七夏「はい☆ 柚樹さんの笛のラムネも記録しました! ありがとうございます!」
七夏ちゃんは、そのノートを俺に見せてくれた。今日の日付と、笛のラムネの個数と金額・・・。その下には、今日の日付と、スイカのグミ個数と金額と七夏・・・と、書かれてあった。なるほど。七夏ちゃんが、今日のお菓子として頂いた分は、名前を書く事になっているようだ。所々、天美さんの名前も入っている。
早速俺は、笛のラムネを開ける・・・何か「おまけの箱」が入っていた。こういうのは「おまけ」がメインだったりする事もあるな。七夏ちゃんも「おまけ」が気になる様子だ。その中には、おもちゃの指輪・・・これは・・・俺にどうしろと!?
七夏「あ♪ 指輪です☆」
時崎「そうみたいだけど・・・俺にどうしろというんだ!?」
七夏「くすっ☆ 柚樹さん、指に付けてみる・・・っていうのは、どうですか?」
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