第三十八幕:架け離れゆく虹

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時崎「七夏ちゃん、おやすみ」 心に従うと、幾分、安らかな気持ちになった。安らかな気持ちは、次第に冷静な判断ができるように変化する。 時崎「距離を置く・・・か」 七夏ちゃんの家、民宿風水にお世話になりっぱなしだ。この街に来た時に宿泊した駅前の宿の事を思い出す。俺は民宿風水を発とうと思い始めていた。明日、凪咲さんに相談してみようと考えると、落ち着きを取り戻した心が、また揺れ始めるのだった。 第三十八幕 完 ---------- 第三十八幕をお読みくださり、ありがとうございました! 「次へ」ボタンで、次回予告です!
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