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笹夜「恵方巻きは、七福にちなんで7種類の具が入っています。その福を逃す事無く、一気に頂く・・・それが、途中でお話してはならないという事に繋がっている意味だったかしら?」
心桜「なるほどね~。さすが笹夜先輩!」
笹夜「・・・・・」
心桜「ん? どうかされました?」
笹夜「私、恵方巻きを一気に頂いた事が無くて・・・」
心桜「あ、そういう事ですか。確かに太巻きを一気に頂くのは色々と厳しいよね。特に笹夜先輩は上品なイメージがありますから!」
笹夜「そんな事は・・・」
七夏「今日の巻き寿司は、頂きやすいように工夫してます☆」
心桜「さすが、つっちゃーだね! 要するに細くて短い巻き寿司だね!」
七夏「はい☆ 普通の大きさのも作りますので☆」
心桜「あたしは、普通の大きさがいいな! 食べ応えあるし♪」
七夏「はい☆」
笹夜「まあ♪ 可愛いお寿司♪」
心桜「でもこれってさ、七種類の具は入ってない?」
七夏「はい。ですから、2種類作ってます♪」
心桜「なるほどね~」
笹夜「七夏ちゃん、色々とありがとうございます♪」
七夏「くすっ☆」
心桜「今は、巻き寿司も、随分お手軽になったよね」
七夏「え!?」
心桜「既に、完成された巻き寿司が売ってるから」
七夏「はい☆ お手軽で、味も美味しいです☆」
笹夜「心桜さん、せっかく七夏ちゃんが作ってくれているのに・・・」
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