第四十一幕:しあわせななつの虹

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布団から出て、1階へ降りようと部屋を出る。 七夏「柚樹さん、おはようです☆」 時崎「なぎ、な、七夏ちゃん!?」 七夏「!?」 ほぼ同時に七夏ちゃんも部屋から出てきて声を掛けてくれたけど、夢で見た若い凪咲さんと七夏ちゃんが重なってしまった。 時崎「い、いや、なんでもない! おはよう! 七夏ちゃん!」 七夏「くすっ☆ 今日、とっても楽しみです☆ 」 時崎「あ、ああ! 俺も!」 七夏「はい☆ 私、急いで宿題終わらせます☆」 時崎「俺もアルバム作り、頑張るよ! 宿題で分からない事があったら聞いて。分かる範囲なら答えられるかも知れないから」 七夏「ありがとです☆ 頼りにしてます☆」 少し、七夏ちゃんの頬が赤くなっているような気がしたけど、照れてくれているのだろうか。気のせいかも知れない。七夏ちゃんの事が気になり過ぎて自意識過剰にならないよう、気を付けなければならないな。 凪咲「おはようございます!」 時崎「凪咲さん、おはようございます」 凪咲「柚樹君、どうぞこちらへ」 七夏「おはようです☆ 遅くなってごめんなさい」 凪咲「いいのよ。二人がいつものようになってくれて嬉しいわ。七夏も柚樹君と一緒に♪」 七夏「はい☆」     
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