第四十一幕:しあわせななつの虹

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凪咲「そう・・・柚樹君。ありがとうございます」 時崎「水族館は、明日、七夏ちゃんが元気になったら、一緒に出かけようと思います」 凪咲「はい。 柚樹君、お薬とお水、用意してます」 時崎「ありがとうございます」 凪咲「七夏の事、よろしくお願いします」 時崎「はい」 凪咲「今日、お泊りのお客様が来られる事になりまして」 時崎「え!? 俺も手伝える事があれば、話してください」 凪咲「ありがとう。でも、お一人様ですから、私1人で大丈夫。柚樹君は七夏の事をお願いできるかしら?」 時崎「はい! 分かりました!」 七夏ちゃんの部屋に薬とお水を持ってゆく。 時崎「七夏ちゃん!」 七夏「柚樹さん、どうぞです」 時崎「七夏ちゃん! 宿題はもういいから、休んで! 薬も持ってきたから」 七夏「は、はい。ありがとうです」 時崎「薬を飲んだら、ベッドで休む事!」 七夏「はい☆」 洗面所に向かい、水を入れたタライとタオルを持って、七夏ちゃんの部屋に入る。 七夏「柚樹さん☆」 七夏ちゃんは、ベットに休んでくれていた。少し嬉しそうで、綺麗な翠碧色の瞳に少し安心する。 時崎「タオルで冷やすから、上を見て」 七夏「はい♪」 時崎「ちょっと、ごめんね」 七夏ちゃんの額に冷たいタオルを乗せてあげた。 七夏「ひゃっ☆」     
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