第四十二幕:見えない虹に気付く時

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時崎「勿論! 撮影もいいかな?」 七夏「はい☆ よろしくです☆」 七夏ちゃんは、パンプス・・・ミュールって言うのかな? 靴を脱いで海岸に近付く、靴下を履いていなくて素足だった理由も判った気がする。いつもと違う七夏ちゃんの今日の格好・・・俺以上に今日の事を調べてくれていたのだという事が、分かってきた。俺は、今日の特別な七夏ちゃんを大切に記録してゆく。 七夏「ひゃっ☆」 時崎「七夏ちゃん! 大丈夫!?」 七夏「はい☆ 波が、とても冷たくて心地いいです☆」 七夏ちゃんは楽しんでくれているようだ。 七夏「こうして、波に足を乗せていると、そのまま海で泳ぎたくなります☆」 時崎「その気持ちは、とても分かるよ!」 七夏「でも、今日は水着、持って着てないから・・・」 時崎「また、一緒に海へお出掛けする?」 七夏「え!? いいの?」 時崎「ああ! 七夏ちゃんさえ良ければ!」 七夏「わぁ☆ ありがとです☆」 時崎「じゃ、日を改めて、一緒に海へお出掛けしよう!」 七夏「はいっ☆」 七夏ちゃんと、海へ一緒にお出掛けする約束を交わした。 七夏「柚樹さん、お待たせです☆」 時崎「ああ!」     
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