幕間三十七:雛祭りの思い出に華を

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七夏「私の家にも雛人形さんは居ますけど、三人官女さんまでです☆」 心桜「つっちゃーの家はそうだったね」 笹夜「心桜さんは?」 心桜「あたしは、お殿様とお姫様のおふたりのみです! だけど、おばあちゃんの手作りなんだ!」 笹夜「まあ♪ 手作りの親王飾りかしら? 素敵です♪」 心桜「笹夜先輩は? 豪華な雛人形ですか!?」 笹夜「ええ・・・段飾りになります。美夜が生まれた時に、女の子が二人になった事で、段飾りになりました♪ それまでは親王飾りだったそうです♪」 心桜「やっぱ、女の子が多いと、親も奮発してくれるのかな?」 七夏「そういう事はないと思います」 心桜「あたしの場合は、弟居るから、鯉のぼりにエネルギーを持ってかれたかな?」 笹夜「私は、鯉のぼりも素敵だと思います。心桜さんが羨ましいです♪」 心桜「そうですか!? 実際、弟居ると、こういうイベントの日は戦いの幕開けだったりするよ!?」 七夏「ここちゃー・・・もう」 心桜「そう言えば、昔、小学校の給食で、雛祭りの日に特別なデザートがあったよね?」 七夏「はい☆ とっても美味しいです♪」 笹夜「えっと、確か菱餅かしら?」 心桜「菱餅・・・ではなくて、菱餅みたいな形の入れ物に入ったゼリーだったかな?」     
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