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時崎「あ、そういう事か。なるべく長くこの街に居るつもりだから、夜に出発しようと思ってるよ。どおして?」
心桜「時間によっては、もしかしたら、お兄さんを見送れるかも知れないから」
時崎「ありがとう。天美さん。無理しなくていいよ」
七夏ちゃんと目が合った。
七夏「あっ・・・」
不思議な「ふたつの虹」は、翠碧色から大きく変化する。初めて見た時のように・・・それは、どんな色だとしても、俺にとってこの夏に出逢えた大切な虹である事に変わりはないと思うのだった。
第四十三幕 完
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