第四十三幕:たいせつななつの虹

33/34
前へ
/1638ページ
次へ
時崎「あ、そういう事か。なるべく長くこの街に居るつもりだから、夜に出発しようと思ってるよ。どおして?」 心桜「時間によっては、もしかしたら、お兄さんを見送れるかも知れないから」 時崎「ありがとう。天美さん。無理しなくていいよ」 七夏ちゃんと目が合った。 七夏「あっ・・・」 不思議な「ふたつの虹」は、翠碧色から大きく変化する。初めて見た時のように・・・それは、どんな色だとしても、俺にとってこの夏に出逢えた大切な虹である事に変わりはないと思うのだった。 第四十三幕 完 ---------- 第四十三幕をお読みくださり、ありがとうございました! 「次へ」ボタンで、次回予告です!
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加