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心桜「あたしたちには分かるけど、分からない人たちも居るって事!」
七夏「え!?」
心桜「ほらほら、そこに居るでしょ!?」
七夏「???」
心桜「あたし達の事を見守ってくれている大切な人たちが!」
七夏「あっ☆ いつもありがとうです!!」
心桜「ね? その人たちの為にも、お兄さんの容姿を伝えられたらなーって」
七夏「えっと、どうすれば・・・」
心桜「そうですな~・・・昆虫に---」
七夏「例えなくていいです!!!」
心桜「あら? やっぱダメ!?」
七夏「ダメです☆」
心桜「おっ、噂をすれば・・・」
時崎「七夏ちゃん、天美さん、こんにちは!」
七夏「柚樹さん、こんにちはです☆」
心桜「お兄さん、こんちわー!」
時崎「二人で何を話してたの?」
七夏「えっと・・・」
心桜「昆虫・・・じゃなくて、お兄さんの容姿についてだよ」
時崎「俺の容姿?」
心桜「っそ。あたしたちには分かるけど、分からない人も居るでしょ!? だから、その人たちにどうやって伝えればいいのかなーって」
時崎「なるほど。でも、それは敢えて分からないままにしておく方が良いと思う」
七夏「どおして?」
時崎「それは、ある程度の幅を持たせておく方がいいと思うから」
心桜「幅・・・知らない方が良い・・・ていうこと?」
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