幕間三十八:想いは色々…って色!?

4/7
前へ
/1638ページ
次へ
心桜「あたしたちには分かるけど、分からない人たちも居るって事!」 七夏「え!?」 心桜「ほらほら、そこに居るでしょ!?」 七夏「???」 心桜「あたし達の事を見守ってくれている大切な人たちが!」 七夏「あっ☆ いつもありがとうです!!」 心桜「ね? その人たちの為にも、お兄さんの容姿を伝えられたらなーって」 七夏「えっと、どうすれば・・・」 心桜「そうですな~・・・昆虫に---」 七夏「例えなくていいです!!!」 心桜「あら? やっぱダメ!?」 七夏「ダメです☆」 心桜「おっ、噂をすれば・・・」 時崎「七夏ちゃん、天美さん、こんにちは!」 七夏「柚樹さん、こんにちはです☆」 心桜「お兄さん、こんちわー!」 時崎「二人で何を話してたの?」 七夏「えっと・・・」 心桜「昆虫・・・じゃなくて、お兄さんの容姿についてだよ」 時崎「俺の容姿?」 心桜「っそ。あたしたちには分かるけど、分からない人も居るでしょ!? だから、その人たちにどうやって伝えればいいのかなーって」 時崎「なるほど。でも、それは敢えて分からないままにしておく方が良いと思う」 七夏「どおして?」 時崎「それは、ある程度の幅を持たせておく方がいいと思うから」 心桜「幅・・・知らない方が良い・・・ていうこと?」     
/1638ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加