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心桜「やっぱり、そうか・・・。あたしは言う権利ないからなー」
七夏「大丈夫です。ここちゃー!」
心桜「なんで?」
七夏「今から、ちゃんと手を使ってスイッチを押すって約束してくれれば、大丈夫です!」
心桜「つっちゃー・・・ありがと。うぉしっ! 今からそう約束するよ!」
七夏「はい☆」
心桜「でも、お手紙の娘さんも、そう約束してくれるかなー」
七夏「それは、ちょっと分からないです」
心桜「例えば、扇風機を床に置かないで、何かしっかりとした台の上に置いて、足より手の方が操作しやすいような状況を作れば良いと思う・・・とりあえず」
七夏「そうなのですけど、お手紙の方の娘さんが、自主的にそのような事をしないと思える事が大切だと思います」
心桜「んー・・・どうすれば? 例えば、つっちゃーがそういう事をしたら、お母さんに怒られる?」
七夏「私は、しませんけど、もしそんな事をしてたら、注意はされると思います」
心桜「そもそも、つっちゃーって怒られる事あるの?」
七夏「怒られるっていうよりも、『そういう事をすると、お母さんは悲しい』って言われます。だから、私はお母さんを悲しませる事はやめようって思います」
心桜「それだっ!」
七夏「え!?」
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