幕間三十九:お心遣いは大切です

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笹夜「っ!」 七夏「???」 笹夜「こ、心桜さんっ!」 七夏「名前? 笹夜先輩?」 笹夜「は、恥ずかしい・・・」 心桜「まあまあまあ! 笹夜先輩! そういう『役』なのですからっ! それから、つっちゃー、お兄さんと海に遊びに出掛けてたの?」 七夏「あっ♪ はい☆」 心桜「え~! いいな~あたし達も---」 笹夜「心桜さんっ!」 心桜「あ、そうだね・・・すみません」 七夏「くすっ☆」 心桜「でもさ、ホントにまたみんなで海へお出掛けしたいよねっ!」 七夏「はい☆」 心桜「笹夜先輩も、泳げるようになった訳ですから!」 笹夜「こ、心桜さん・・・その、あの時以来、海へはお出掛けしてませんから・・・」 七夏「笹夜先輩☆ 大丈夫です☆」 心桜「そうそう、すぐに感を取り戻せると思います!」 笹夜「ありがとう♪ 七夏ちゃん、心桜さん♪」 心桜「ま、あたしは、みんなでお出掛けできれば、海でも山でもオンラインの世界でも、どこでもいいんだけどねっ!」 七夏「おんらいん?」 笹夜「オンラインはお出掛けにはならない・・・かしら?」 心桜「ま、気分だけでも・・・ってね☆」 笹夜「でも、心桜さんが小説を読んでくれて何よりです♪」 心桜「小説!? え!? ま、まさかっ!?」     
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