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心桜「まっ、まあまあ、写真の事なら、お兄さんにも聞いてみよーよ」
七夏「うぅー・・・今はちょっと・・・」
心桜「え? なんで?」
七夏「な、なんでもです!!!」
時崎「あれ? 二人でどおしたの?」
七夏「ゆっ!!」
心桜「あっ、お兄さん!! 丁度良かった。ちょっと聞きたい事があるんだけど、今いいかな?」
時崎「聞きたい事? 勿論構わないよ」
心桜「写真の事なんだけど、例えば記念写真とかで、目を瞑ってしまうあれを回避する方法ってないかなーと思って」
時崎「確かに、撮影が終わるまで目を開け続けると、力が入って不自然な表情で写されてしまう事になるからね」
心桜「そうそう! 流石お兄さん! 分かってる!! んで、それを回避する方法ってあるの?」
時崎「俺なりに考えた方法だけど、まず、写真機の場所を確認する。そして、撮影者が何かしらの合図を送ってくれると思うんだけど、例えば撮影者の合図が『3、2、1、0』だったとすると、「3、2、1」までは目を閉じておいて「0」の少し前で目を開けるようにすると、目を閉じた状態で撮影される事は回避できるはず」
心桜「おぉー!!」
時崎「そして、表情が固くならないように、目を閉じる時も軽く目を閉じて力を入れ過ぎないようにすると、自然に写ると思う」
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